責任あるポジション、高い能力を必要とする仕事をして、やりがいを感じたり高収入を得ることは誰しも憧れることだと思います。
そこで、このページでは、管理職・外資系などのハイクラス向けに特化している転職サイトを紹介します。
上司の評価!無能・ムカツク・合わない・パワハラ・サイコパスまで
こんな管理職は危ない5パターン
1. 部下のフォローに追われて大局を見る目(経営者目線)が養われていない


管理職のポジションにいるということは、
- 経営者の目線
- 長期的視野
を持っている必要があります。
しかし、管理職(特に、チーフクラスや課長クラス)の中には、部下の教育やフォローにいつもリソースを割かれていて、指導するだけで消耗してしまっている人もいます。
別の言い方をすると、部下を信頼して仕事を任せることができておらず、自分が何でも介入するクセがついていて部下の成長を妨げているとも言えます。
このような状態だと、なかなか「考える時間を作る」ということができず、気付けば、自分が活躍すべきフィールドでかなり遅れを取ってしまっているケースもあります。
2. 第一線から離れすぎて現場の空気(心理)が分かっていない
上記「1」と相反するような内容になりますが、今の管理職は現場のリアルをしっかりと把握している必要があります。
会議室で余裕ぶっこいてていい時代ではありません。
10年前、20年前と違い、今の若者たちは価値観も人生哲学もだいぶ変わってきているため「自分が若かった頃と同じ扱われ方でいいだろう」などと思っていては危険です。
若手(あなたが管理する部下)の退職者が増えたり、モチベーションが上がらなくて良い成果を出せなかったりしたら、それはそのままあなたの管理能力不足ということになります。
これに関して、
- 「最近の若者は根性がない」
- 「そんなことも自分で考えられないのか」
- 「プレッシャーかけとけばいいだろ」
などと思い、自分の不手際を認められないようならば、もはや救いようがありません。
1970年代生まれ、1980年代生まれ、1990年代生まれ、2000年代生まれでは、文化もだいぶ変わっていますし、仕事に対する価値観やスタンスも全く変わっています。
- 団塊の世代
- しらけ世代
- バブル世代
- 氷河期世代
- ゆとり世代
- さとり世代
世代の名称についてはどうでもいいですが、自分が若かった頃と現在の若手が同じ価値観を持っているとは考えない方がよいでしょう。
3. ヘッドハンティングを受けたことが一度もない(人脈構築ができていない)
管理職ともなると、外に出て(同じ業界・別の業界にかかわらず)色々な人種と触れ合うことが増えてくるのが一般的です。
特に、昔と違い、今はSNSで新しい仕事仲間を見つけて、実際に一緒に仕事をするような関係になることも珍しくありません。
そうすると、飲み会の席などで「○○さん、今度一緒に△△△みたいな仕事しませんか?」というような雑談コミュニケーションも生まれますし、本気度の高いヘッドハンティングにあうこともあります。
このような経験が一度もないのは、さすがに「引きこもり管理職」と言わざるをえないので、閉鎖されすぎた世界で生きてることに危機感を持った方がよいでしょう。
4. ラクな状態にあり、今の会社が定年まで続くと思っている
GoogleだってAmazonだっていつかは潰れます。
革新的な技術の発展は、今まで当たり前に栄えていた企業を容赦なく滅ぼします。
今あなたがラクな状況にいて、そこそこの給料をもらっていたとして、それが定年まで続くと思ってあぐらをかいているならば、今すぐその考えは改めた方がよいです。
それはまるで、この時代に年功序列・終身雇用という考えが抜けていないような人に近い状態です。
産業革命に近いことが起こり、今の会社が行ってる事業の需要がほとんどなくなって倒産するということも、一つの可能性として見ておかないといけません。
5. たまたまベンチャーの初期(早期)メンバーになってただけの人
長い間勤めて競争を勝ち抜いて管理職におさまってる人ならまだしも、世の中には、ベンチャー企業などに早い段階から入っていて、その時は競争相手も少なかったため、そのおかげで管理職になってる人もいます。
狭い世界で先行者利益を得ていたパターンです。
いわゆる、実力はないけどタイミングが良かっただけの人です。
こういうタイプは、閉ざされた空間でイキってるケースがほとんどなので、その母体(会社)がなくなったら悲惨な末路を迎えることになります。
今後の管理職に求められること
1. 資源を活用する側としての自覚を強く持つ
いわゆる平社員と管理職との違いを端的に挙げるならば、
- 会社の資源として使われる
- 上司に言われたことをしっかりこなす
- 新しい環境・トレンドに適応していく
- 会社の資源(資金・人材)をうまく使う
- 部下が成長できるような仕事や課題を与える
- 新しい環境・トレンドを産み出す側になる
こういった部分の認識を常に意識することが大事なのは間違いないでしょう。
2. 中間管理職(ミドルマネージャー)の伝達者としての役割を果たす
板挟みがあって辛い中間管理職(ミドルマネージャー)ですが、経営層のトップが決めた方針については基本的に従わなくてはなりません(従いたくないなら転職です)。
そして、従うだけではなく、それを部下に分かりやすく伝達して理解させることも重要です。
ここで目指すべき方向性を上手に伝えることができないと、部下としては「一体この会社は何をしようとしてるんだ?矛盾だらけじゃないか?」というストレスを抱えることになってしまいます。
その結果として、やりがいを見出すことができず、モチベーションも維持できず、成果が出せなくなります。
3. 新しいビジネスモデル(新サービス・新企画)の立案
トップのディレクターのようなポジションまでいかなくても、新しいビジネスモデル・新サービスの企画力はあるに越したことはありません。
そういった自分発信のプロジェクトが動き、それを自分でコントロールすることで「私がいないと何もはじまらない」という、換えのきかない必要不可欠な存在になれます。
そうなれば、本当の意味での仕事の承認欲求(社会欲求・尊厳欲求)が満たされていきます。
その分、責任は重くなりますが、自分が中心となって社会に大きな革新を起こす仕事ほど楽しいことはないでしょう。
4. 社外の人脈構築(インフルエンサーマーケティング込み)
社内の根回しだけをうまくこなしても、ビジネスをうまく進めていくには、どうしても外部の協力者が必要になります。
せっかく良いアイデアが浮かび、社内上層部の承認が下りたとしても、外部のインフルエンサーや広報とのコネを持ってるかいないかで、企画の成功率や浸透率は大きく変わってきます。
どれほど素晴らしい商品やサービスも、広く知ってもらわなければ無駄に終わります。
なので、社内だけで人間関係が完結してしまっているならば、日ごろから交流会・セミナー・オフ会などでアクティブに動いて顔を覚えてもらうことも大事です。
好きな業界への転職を検討する


特定のスキルだけに特化したプレイヤーではなく、全体を見通す管理職としての能力があるならば、完全に未経験の業界にも転職はできます。
例えば、
- 飲食業界 ⇒ ゲーム業界
- 通信業界 ⇒ アパレル業界
- IT業界 ⇒ 音楽業界
という転職も普通に可能です。
管理職がやるべき仕事というのは、細かい部分に違いはあっても、どの業界でも必要とされる能力は同じです。
ということは、言うまでもなくあなたが好きな業界・興味ある業界で働いた方がよいということです。
好きな業界・興味ある業界であれば、自然と仕事に熱も入りますし、新しいアイデアや提案もわいてきます。
また、人脈を作ることにおいても仕事感覚ではなく、趣味に近い感覚で楽しみを見出せます。
今まで生かせていなかった能力も活性化しやすくなります。
この根源的な欲求を殺さずに生かすことができれば、仕事はもちろんのこと、人生そのものも満ちたりてくるのは言うまでもありません。
なので、現在いる業界だけではなく、全く未知の業界も視野に入れて転職活動するのがよいでしょう。
その際、当ページで紹介しているようなハイクラス用転職エージェントを活用すれば、より成功率は高くなります。
ハイクラス(管理職・外資系など)におすすめの転職サイトランキング
1 CAREER CARVER(キャリアカーバー)



- 大手リクルートがハイクラス転職のために立ち上げた専門転職サイト
- ヘッドハンター数600名
- 直近年収600万以上の方に推奨
件数が多すぎてよくわからなかったり、多くの企業様やヘッドハンター様からスカウトもいただきますが、何故私にきたのかよくわからないスカウトが多く、あまり惹かれませんでした。
会社情報が細かく記載されており、内容も分かりやすかった。
またカウンセリングもあるため、CAREER CARVERを使っていた時、積極的に相談することもでき、そのおかげで今の会社に転職することもできた。
2 JACリクルートメント



- グローバル転職のサポート
- 総勢約550名のコンサルタントがサポート
- 国内大手、外資系、海外進出企業などの厳選求人が豊富
首都圏中心であれば、たくさん案件を紹介してもらえるイメージ。
私は地方で登録したので、登録直後に紹介できる仕事はないとすぐに連絡がきた。
リクルーターの方がとても丁寧で、現在の年収や希望年収、そして希望する業種と仕事内容を聞いてくださいました。
面接が進むに連れて面接のシュミレーションなども一緒に行ってくださったりして、リクルーターの方の今までの経験から、合格する秘訣なんかも教えてくださいました。
希望通りの転職ができましたので非常にいい企業だと思います。
3 ビズリーチ



- 管理職・グローバル人材向けの会員制転職サイト
- 会員数94万人以上、ヘッドハンター1,700名以上、採用企業社数6,700社以上
- 職務経歴書を登録すると厳正な審査をクリアしたヘッドハンターと、国内外の優良・成長企業が職務経歴書を見て直接スカウト
- 会員制ならではの普段あまり見かけない非公開求人やポジションも多数
大手会社の紹介も多いのですが、プレミアム会員にならないと全部の掲載を見れないのが少し残念です。
画一的な案件紹介ではなく、私自身の職歴や環境を考慮して案件を提案してもらうことができました。
また、様々なヘッドハンターや人材会社とコンタクトできるので、多様な業界、会社の求人を紹介いただくことができました。
理想の転職をするために複数の転職エージェントに登録する4つの理由
1. 取り扱っている求人が異なる
様々なメディア媒体に求人広告を出している大企業もありますが、それでも全ての求人メディアに広告を出しているわけではありません。
管理コストの都合から、特定の転職・求職サービスにしか求人を掲載しない企業もたくさんあります。
なので、転職サービスごとに取り扱っている求人の種類は異なり、1つ2つ登録しているだけでは、あなたにとってより理想に近い仕事を見逃がしてしまうかもしれないのです。
2. 担当との相性がある
相談しやすい担当と、相談しにくい担当はどちらがよいでしょうか?
転職エージェントでは、基本的にあなた個人に担当がついて、希望を伝えたり相談したりしながら転職を進めていきます。
担当は感情を持った人間なので、全ての登録者と相性が合うわけではありません。
しかし当然ながら、できる限りあなたに合う(あなたが相談しやすい)担当と一緒に転職を進めていく方がよいのは言うまでもないでしょう。
さらに、担当によって能力(この場合、おもに提案力)に差がありますので、そういった意味でもより良い担当と巡り会った方がよいということになります。
3. ノウハウや方針(転職の進め方)に違いがある
会社ごとに方針やポリシーが異なるので当たり前ですが、転職サービスによって、転職ノウハウや転職の進め方は異なります。
この転職ノウハウや進め方というのは、偏った知識や固定観念を持つのではなく、なるべく色々な方法に触れて柔軟に考えられるようになった方がよいです。
その方が、転職に対する視野や知識が広がり、より理想的な転職が可能になるからです。
4. 無料である
最初にも少し触れましたが、転職エージェントのサービスは無料です(一部、エグゼクティブ向け転職サービスでは、有料コースなどもありますが)。
何故サービスが無料で利用できるのかというと、企業から転職サービス側に紹介料が発生しているからです。
もし転職エージェントのサービスが有料だったならば、複数社に登録するのも抵抗が生まれるかもしれませんが、無料なので、いくつの転職会社に登録しようとも損失はありません。
むしろ、無料で複数のサービスを利用でき、いくらでも吟味できるのに、それをしないことの方が損失です。
働く会社を決めるということは、多くの時間をどこに預けるかを決めるということになるので、人生の重要な決断の中でもかなり上位に入ります。
就業先や仕事内容によって、今後数年、あるいは数十年の充実度が変わります。
そんな重要な決断をするのですから、納得がいくまで求人を探して、納得がいくまで相談できる状況を作り、そのうえで転職を進めていく方が良いのは間違いないでしょう。
あなたは転職エージェント側からしたらお客様なのですから、各社の非公開求人やサービスの質をチェックしたうえで、よりあなたの希望を叶えてくれるところを自由に利用する権利があるということを忘れないでください。
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