血液内科に転職した看護師の体験談になります。
- やりがい
- 良かったこと
- つらかったこと
- 難しかったこと
- 給料と仕事とのバランス
などなど、記載していただけたら幸いでございます。
★の評価については、血液内科で働くことについての「おすすめ度」でお願いします。
- (オススメできる)
- (まぁまぁオススメできる)
- (どちらとも言えない)
- (あまりオススメできない)
- (やめた方がいい)
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血液疾患は外から病気が見えないこともあり、病態生理の理解が大変難しかったです。
その分、採血データや画像を参考に何が起こっているのかを考え、対応していくことが必須となるため、客観的情報から病状を推察する力がつきました。
治療は造血幹細胞移植、抗癌剤の2本立てですが、治療方法、レジメンの種類はそれほど多くないため、一度学習すると次回に活かしやすいメリットはあります。
無菌室では無菌操作、清潔操作が必須となり、衛生面への配慮は必須です。
また、呼吸器や透析、急変対応の機会も多かったため、重症急変患者の対応についても学ぶことができ、外科やICUなどへのローテーションも可能な診療科だと思います。
治療がうまくいかず、気持ちが落ち込む患者、医療者に当たる患者など様々で、患者を支える医療者も辛い気持ちになることが多かったですが、やりがいのある環境でした。
血液内科病棟に配属され、働いた経験があります。
悪性リンパ腫や白血病など、「血液のがん」といわれる疾患の患者さんと多く接しました。
疾患や治療については複雑で奥が深く、難しく感じましたが、勉強していくうちに理解し始めるととても面白いです。
他の内科と比較しても少々マニアックな分野であるため、余計そう感じました。
骨髄穿刺や腰椎穿刺などの検査、輸血、化学療法については非常に詳しくなれ、採血や血管確保などのスキルが向上しました。
経過や治療期間が長い患者さん、また終末期にあたられる患者さんも多いため、治療以外に精神面の援助など、看護ができる役割は大きく、やりがいがあります。
その代わり、看護師の精神的負担が大きい時もあり、そこは自己コントロールが必要でした。
4年間血液内科の看護師として勤務しました。
学生のころは、血液疾患は白血病、悪性リンパ腫など軽く勉強しただけでしたが、白血病や悪性リンパ腫にもさまざまな種類があり、聞きなれないことが多くて勉強は難しかったです。
その上、腫瘍の出現箇所が全身のため、常に勉強が必要な毎日でした。
しかし、職場の人間関係には恵まれており、よく言う怖い先輩や意地悪な先輩などは全くいなかったので、わからなことは先輩に相談しやすい環境でした。
抗がん剤治療や骨髄移植など長期間の治療が必要なため、患者様と関わる期間が長くなり、より密に関わることができました。
しかし、その一方で、抗がん剤が効かず、再発して再入院を繰り返す患者様も多く、長くかかわったからこそ余計に、その患者様が緩和的治療に方向転換するしかなくなった時には、もどかしい気持ちになることもありました。
また、患者様と密に関わる=仲良し、というわけではないのですが、つい言葉遣いが崩れてしまったり、世間話が長くなってしまったりしたことがあったので、しっかりとメリハリをつける必要があるところだと思いました。
なんとか乗り越えましたが今思い返すと、もしかすると血液内科で勤務すると勉強量や精神的負担が他の科に比べると多いのでは、と思います。
血液内科は、主に白血病、リンパ腫、骨髄腫などの血液の癌と言われる病気に方が主に治療している科です。
そのため、抗がん剤治療、移植、輸血、放射線治療など高度で積極的な治療をしています。
患者さんもほぼ一生関わる病気なので、他の科に比べ自己管理や病気の知識がしっかりしている方が多いので、看護師も一緒に治療を頑張っているという思いでとてもやりがいがあります。
感染予防など、どの科にも役立つ知識もつくので、とてもおすすめできます。
ただ点滴や抗生剤がどの科よりも多いのが大変です。
血液内科では主に抗がん剤治療、放射線治療、骨髄移植がメインになります。
白血病や悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群など、一般の科では聞きなれない病気の患者さんが多くいます。
血液内科に配属され、それぞれの疾患、治療法について働きながら自分自身でも色々調べたりと勉強していましたが、抗がん剤の種類も多く、また疾患自体も細かな違いがあったりと理解に苦しむことが度々ありました。
移植を受ける患者さんに関しては、移植後の副作用で苦しむ方が多く、細かなケアが必要でした。
投与時間の決められた抗がん剤や清潔操作の必要な移植部屋など、血液内科には他の科とは違う緊張感があります。
また、一度の治療で終了ということはなく、何クールも抗がん剤治療を行ったり、移植のために月単位で入院したりと患者さんにとっては長く辛い治療であると考えられます。
そんな長い入院生活の中で、少しでも不安や疑問を取り除くことができるよう、時間のある時はできるだけ患者さんの声に耳を傾けるようにしていました。
総合病院の血液内科と整形外科が混同している病棟に勤務していました。
悪性リンパ腫、白血病などの患者さんが多かったように思います。
2日に一度の朝の採血は、鬼のようでした。
血管ももろくなっている患者さん多いので 採血の技術は鍛えられたのがポイントです。