精神科に転職した看護師の体験談になります。
- やりがい
- 良かったこと
- つらかったこと
- 難しかったこと
- 給料と仕事とのバランス
などなど、記載していただけたら幸いでございます。
★の評価については、精神科で働くことについての「おすすめ度」でお願いします。
- (オススメできる)
- (まぁまぁオススメできる)
- (どちらとも言えない)
- (あまりオススメできない)
- (やめた方がいい)
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都内の300床程度の精神科病院で働いています。
現在、閉鎖病棟の急性期において勤務していますが、興味がないと続けられない科であると思いました。
精神疾患における患者との関わりは、看護師としてコミュニケーションの工夫が求められます。
そして、疾患からくるものだとは分かっていても暴言、暴力や性的な発言、全裸になる等のセクハラ被害に患者から日々受けています。
それで危険手当てが月に1万しかつきません。
身体的には一般病棟より楽ですが、精神的に強くないと続けていけません。
精神科の診療所に勤めていた。
患者様は他の病院で受け入れを断られた方が多く、19床の決まりはあったが常にオーバーベッド、多い時は30人を超えていた。
他の病院で受け入れ拒否をされている患者様なので、家族もなく身寄りもない、生活保護を受けている方も多く、他に行き場がない人が多かった。
精神科のため、予兆なく殴りかかってくる患者様もおり、噛む、つねる、蹴るといった行為は日常茶飯事。職員の怪我については病院側も日常的なこととして対処はなかった。
環境に耐えられる人ならば、一般病院の看護師に比べて技術が必要な仕事が少なめなので、給与とのバランスは取れていたと思う。
優しすぎる職員は患者様の心身状態にひっぱられ、精神面で体調を崩すこともあるのでオススメできない。
抑制する際にかなりの力を要することもあり、看護職としては珍しく、男性比率が高く女性は1~2割だった。
精神科単科の病院に勤めていました。
院内での異動は7年間で2回ありました。
どの部署もスタッフは穏やかで、非常に働きやすかったです。
慢性期とリハビリ目的の病棟では、重い精神疾患を患いながらも退院に向けてひとつひとつステップを踏んでいく時にそばで見守ることができるのが魅力でした。
私はいわゆる男性看護師です。
精神科に勤務して辛かったこととして、肉体的には一般科みたいな重度の身体疾患は少なく、勤務は楽です。
しかし、精神的にキツいことがあります。
看護をしていても、妄想などから心許ない発言を受けたりします。
このような部分で精神的にキツくなることが結構ありました。
精神科は言動などをみて患者の状態を把握します。
そのため、患者の言動などをみていくうちに、その人がどういう人なのか理解することが大切です。
コミュニケーション、自己洞察、ディエスカレーションといったスキルも身に付き、それを他の場所、自身にも活用できることがいいことだと思います。
精神科の治療は目に見れる結果がわかりにくいのが特徴です。
なので、自分の成果は感じにくいかもしれません。
しかし、スキルを身に付けてその人を知ることが出来たら、自身の成果も見えてくるはずです。
時には患者の状態が悪く、傷つくようなことを言われたり、暴力を受けたりすることもあるので、それは確かにつらいことだと思います。
けど、暴力に合わない方法も身に付けられますし、仕事だけでなく、普段の生活でもスキルを活かせるのが精神科の特徴だを思います。
医療行為はさほどなく、定時で帰れます。
これが一番私にとって重要です。
ただ、不穏な方の対応は大変で、時には暴力を振るわれることもあります。
しかし、症状が落ち着いた方は純粋な方が多く、関わっていて楽しいです。
わたしは精神科の開放型療養病棟に勤務していました。
急性期症状はほとんどない、落ち着いた患者さんが多く、普段は退院支援を主にしていました。
精神科特有ですが、入院が長い患者さん(10年~30年)が多く、退院にも消極的な方が多いので、大変ではありました。
しかし、無事に社会復帰をして笑顔で退院する患者さんを見るととても嬉しく、やりがいのある仕事でした。
患者さんと向き合いながら、ゆっくりと看護していくイメージでした。
慢性期の病棟であればそうかも知れませんが、急性期は別です。
3ヶ月という期間内での退院を目標としており、必要な社会資源の申請など、早期からアプローチしないと間に合いません。
また、高齢化も著名で、合併症を持つ人も多く、内科的なアセスメントも必要です。