小児科に転職した看護師の体験談になります。

  • やりがい
  • 良かったこと
  • つらかったこと
  • 難しかったこと
  • 給料と仕事とのバランス

などなど、記載していただけたら幸いでございます。

小児科に転職した看護師の体験談

★の評価については、小児科で働くことについての「おすすめ度」でお願いします。

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  • (どちらとも言えない)
  • (あまりオススメできない)
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小児科

平均評価:  
 7件の口コミ

by ぱんだ
一つのことを極める

癌などの子供はいない、一般小児やアレルギーを扱う小児科でした。
なので、ややこしい親と長期に渡って関わらないといけない、というストレスはなかったです。(それでももちろん、親への対応が難しいケースはあります)。

私は成人看護も経験しましたが、比較すると、体位変換や移乗介助などに使う力が少なくて済むので、体力的には楽でした。
ライン挿入や採血など、複数人であやしたり押さえたりと手がかかることもありますが、子供が好きであれば、そういった関わりもさほど苦ではないと思いますし、説明の仕方によっては1人で検査などを頑張れたり、素直にありがとうの言葉を言ってもらえたりすることはモチベーションに繋がります。

小児科にいくとそれしかできなくなる、とよく言われますが、そんなことは気にする必要ありません。

色んなことができることより、一つのことを極めるというのもとても素晴らしいと思います。

by いちご
気分の差が激しいこどもも

小児科はこどもが好きな人にはとてもやりがいのある仕事だと思います。

ただ、こども相手なので大人の患者さんと違って、その時の気分だったり、昼寝をしていたりで、薬ひとつ飲むのも時間がかかったり、ケアもこちらのタイミングで行えなかったり、人手を要したりとても忙しいです。

採血など痛みを要する手技では、1度でも失敗すると、こどもからは泣かれて暴れられたり、時には親からもそれだけでクレームが来たりします。

ちょっとしたことでもすぐに辛い痛いとナースコールも頻回です。
こどもが好きでその家族にも寄り添える心がないと日々大変だと思います。

by さやか
泣くのを見るのは辛い

小児科の病棟では、クリスマスや節分等季節ごとのイベントを行ったり、時間があれば子ども達と遊んだり、楽しく過ごすことができます。

まだ、小さな子ども達が治療で泣いていたり、亡くなってしまうこともあるのはとても辛いです。

思春期の子ども達や親御さんとの人間関係も難しいですが、子ども達の笑顔は辛い仕事の中の癒しになります。

by みこ
小さな小児クリニックで

出産後に子供が可愛いと思い始め、小児に興味を持ち、街の小さなクリニックで勤めました。
大きな病気などの症例はありません。予防接種、熱などの症状が主でした。

小さい子はなかなか指示が通らないので、忍耐力が養えます。

業務もあるので、スムーズにこなしていきたいのですが、そこは子供相手という事もあり、寛大に接するようになれました。
少しでもイラッとしたりするとやはり態度や顔に出てしまい、子供は敏感に感じ取ります。
いつでも自然な笑顔でいられるようになりました。

やはり、小さい子はかわいいです。
また、小さい子が、数年でぐっと大きくなるのも成長を感じられ嬉しいです。

残念だと思ったのは、医師がすぐ紹介状を書く事(小さなクリニックだったので)。
紹介状自体はいいと思いますが、小児ではポピュラーな喘息や数日間の発熱でも即総合病院へ。

抗生剤は3日までしか処方しない事でした。
重篤な症状の場合は、もちろん専門医に診て貰う方が良いと思いますが、すぐ紹介状書いてしまうので「はじめから総合病院へ行った方がいい」「薬がもらえる日数が少ない」と苦情を言われた事もありました。

個人クリニックでスタッフも少ないので、人間関係は濃くなります。
幸い、大御所さんがとても良い人だったので、職場の雰囲気は明るかったです。

子供が苦手、子供との接し方がわからない、と思っていると保護者からも信頼してもらえるのはなかなか難しいのかなと感じました。

by 丸ペン
神経質な親の対応に疲れる

小さい子とのふれあいが多く、明るい気持ちで仕事ができます。
診療科の性質上、あまり殺伐としていないのが良かったです。

人間関係もそうですが、風邪やインフルエンザのシーズンになると一気に混み合い、自分への感染の予防や仕事の忙しさが辛いです。

難しいのが子供のわがままと、神経質な親への対応で親に関してはたまに独自の思想を持っていて、指示に対して、かなり反発してくる場合もあります。
いわゆるモンペというやつでしょうか。

その親が実は医療の専門家だったなら指示に反発してくるのも分かりますが、知識もないのに一時の感情だけで反発されても、かえって子供を危険にさらすだけです。
理をもって説得しますが、こういう対応に疲れることもあります。

給与は他の診療科より安いですが、生死に関わる殺伐さはないのでお金より雰囲気を取りました。

人間関係は母親経験のある方が多い職場だったので、人間がある程度できていた人が多かったです。

by いちごさん
個人クリニックで休む間もなく

もともとは総合病院の病棟勤務をしていましたが、体力的にも大変になったので、個人の小児科クリニックに移りました。
正直、病棟勤務の方が楽だと思います。

朝は8時15分に出社し、9時から午前診がスタート。
診療、掃除、後片付けが終わるのが1時過ぎ。

そこから昼休みで約45分。2時から午後診の受付開始で、予防接種と検診業務がスタート。
それが終わるのが4時過ぎ。

5時から夜9時前まで夜診業務。
帰ったら10時前。
これが週に4~5日。

はっきり言って休む間もありませんでした。
個人の病院なので、時給は良くても福利厚生がないので、ボーナスや有休などを考えたら病棟勤務の方が肉体的にも精神的にも楽と思います。

by まぁや
悲しい結果になることも

NICU(新生児集中治療室)で働きました。

初めはとても不安でしたが、未熟児や疾患を持った赤ちゃんが元気になって退院していく姿を見ることはとてもやりがいがありました。

ただ、反対に悲しい結果になってしまう赤ちゃんもいて、辛くてたまらないこともありました。
単純に「赤ちゃんが好きだから」という理由では選ばない方がいいと思います。

勉強する内容もとても多く、繊細な赤ちゃん相手なので、かなり神経を使いました。
お給料は、大学病院ということもあり、悪くはなかったです。

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