整形外科に転職した看護師の体験談になります。
- やりがい
- 良かったこと
- つらかったこと
- 難しかったこと
- 給料と仕事とのバランス
などなど、記載していただけたら幸いでございます。
★の評価については、整形外科で働くことについての「おすすめ度」でお願いします。
- (オススメできる)
- (まぁまぁオススメできる)
- (どちらとも言えない)
- (あまりオススメできない)
- (やめた方がいい)
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整形外科は手術、リハビリがメインです。
怪我をした子供から腰が痛いお年寄りまで、対象者は幅広いです。
私が働いていた病院では膝の名医がいた為、全国から患者様が集まってきました。
膝専門の為、狭く深く勉強できました。
また、整形外科はベッド回転が早く、毎日の様に入院、アナムネ、オペ出し、処置、退院…と、とても忙しいです。
ですが、全て目に見えて回復が分かり評価しやすく、達成感があります。
整形外科は患者さんが良くなって帰ることが多い診療科です。
また、比較的入院期間が長いので患者さんと長く携わることができます。
よかったことは、目に見えて良くなっていくのがわかる事です。
リハビリが進んでいくのも分かるし、一緒にリハビリをするなど患者さんの回復を手伝っているという感じを実感することが出来るところです。
難しいところは、これはいい所でもあると思いますが、高齢者が多いことです。
痛みがあっても痛みに合わせて動いて行かないといけない。
リハビリしないと治療も進まないけど、高齢者の方はしんどいとか痛いとかでなかなか動いてくれないことも多く、医療者側の持っていきようも大切になってきます。
また、高齢者が多いということは認知症の方も他診療科に比べて多いです。
認知症の対応に手を取られることも多いのは大変なところだと思います。
給料は診療科で変わる訳では無いのでなんとも言えないです。
人間関係は私が務めていた整形外科の病棟はよかったですが、病院や病棟などによって違うと思うので整形外科だからという訳では無いと思います。
私は、病棟に勤務をしていました。
年齢層は10代~100代と幅広かったです。
入院前同様の生活が送れるように、受傷前のADLや、家屋の状況の情報収集が特に大事でした。
手術後はリハ室だけでなく、病棟でも積極的にリハビリを出来るよう患者様に寄り添いながら看護していました。
患者様が日々、自立して行動できるように変わっていく姿が見れるのがやりがいにつながります。
整形外科のオススメなところは、経過がゆっくり進むので、入院、手術、リハビリと患者様の様子をしっかりと看て、関われるところだと思います。
でも、患者様にとっては経過が長くなるとストレスも溜まりやすく、医療者に当たってしまう方も多く、そういう時は精神的に辛いなと思うことあり、接し方が難しいと感じたことが多々ありました。
給料は、全体的に近隣の病院よりは低めだったので、6年ほど働いた後に転職しました。
人間関係は、ベテランのスタッフが多かったり、サバサバした人が多かったりと、働きやすい環境でした。
整形外科は基本的には内科疾患では無いので、怪我した→手術などの治療→完治し退院となるため、予後が良く、病棟の雰囲気が明るくて良いです。
肺炎や敗血症などの合併症が無い限り、患者さんが亡くなることはそうそう無いので、看取るのが苦手な人でも働きやすいです。
特殊な技術が多い診療科で、たとえば、牽引などの装具を付けた患者さんのケアなど技術が求められます。
また、体を拭くこと一つとっても、二人以上で行う、というものもあって、そういった点は慣れるまで大変でした。
患者さんが亡くなる事は滅多にない事です。
残業等も特になく、大体は定時で仕事が終わります。
難しかった事は、新人の頃、包帯が上手く巻けなかった事くらいでした。
整形外科病棟と外来どちらの経験もありますが、どちらも忙しいです。
外来は整形外科以外を知りませんが、病院全体の中でも来院患者数はいつもトップ3、入院となる患者様も多かったです。
手の外科もあり外来オペや当日のみの入院のオペもあったため、処置外来と言うものがあり、その日は午前中ずっと処置につく日となっていました。
しかも、処置の件数も非常に多いため、その日に出勤なのが恐怖でした。
病棟は他の科や複数の病院での経験があるのですが、整形外科は毎日オペが多く、回転が良いため、日々の入院、退院患者数も多いため、とても忙しいです。
体的には疲れると思いますし、時間の使い方が下手な方だと効率よく動けずまわしきれないと思います。
高齢者のオペも多いため、不穏や認知症の方もおります。
一方で勉強に関しては、ほかの診療科に比べると楽だと思います。
もちろん既往歴にある疾患は知っておかなければいけないし、全身を見れる必要はありますが、整形外科分野のみの勉強を考えるとほかとは違い分かりやすいです。
また、循環器や脳外科のように全てが繋がっている、終わりのない勉強とは違い、一年間しっかりと勉強すれば整形外科の知識はつきます。
忙しいけれど気は楽に仕事をできる日もありました。
整形外科のイメージとしては、怪我をされた方々が入院して手術をして、リハビリをして早期に退院していく感じだろうと思いますが、今は高齢化が進んでいて、怪我の治療よりもその他の介護が必要な方々がかなりを占めており、入院も長期化しているのが現状です。
スポーツ整形等専門的な科以外の一般整形では、疾患的にも大腿骨頸部骨折の方が多く、どちらかと言えば、内科的な既往がメインになってしまい、食事介助やおむつ交換、全介助のトランスファーの必要な高齢者が多いです。
怪我は治ってきているのに、認知機能が低下しているためリハビリが進まなかったり、栄養状態が良くないため手術よりも先にそちらの治療が必要だったりと、深刻な問題があります。
若い患者さんだと早々に退院していかれ、外来受診の際に元気な姿を見せに病棟へ顔を出して下さることもあり、看護をしていてもやり甲斐を感じられ、逆に元気をもらうこともあります。
しかし、高齢の方になると、手術による侵襲のために認知機能が以前よりも低下してしまったり、自分で動かけなくなり、元々既往があった内科的疾患が悪化し、亡くなられるケースもあります。
内科、外科、整形外科、総合診療科内科など、いろいろな経験があります。
他の科に比べると、整形外科は退院時期も明確で、手術が終わると、目に見えて回復が始まるので、日に日に患者さんの表情も心も明るくなります。
それに携われるのは看護師の喜びです。
現在整形外科、ペイン外来のある病院に勤めていますが、サバサバした性格の人や、結果がすぐに出るほうがいいというような性格の人には向いています。
先輩や上司は割合いハッキリした性格の人が多く、やりやすく感じいています。
展開は早いですが、どんどん良くなる姿を見る機会が多いのは整形外科ならではないかなと思います。
難しいといえば、いつも患者さんが転倒のリスクを抱えており、でも離床は促さないといけないというところのアセスメントが難しいです。
給与的にいうのであれば、中の上ぐらいでしょうか。
仕事量は病床数の少ない病院であるならば楽ですけど、病床数が多いとてんてこまいになるぐらいADLが下がっている方がほとんどです。
なので褥瘡のある患者さんもいますし、感染症をもった患者さんも多くいます。
私は看取りが苦手です。
整形外科は骨折、腰痛、変形性関節症が多く看取りはほとんどありません。
採血等も比較的少ないと思います。
忙しいですがそれは他科でも同じだと思います。
整形外科単科の病院で5年ほど働いていました。
他の科よりも比較的自力歩行可能な方が多いため、オムツ介助がほぼなく、看護師の職業病で悩まされることはありませんでした。
介助量が少ないため夜勤も比較的楽です。
また、入院日数が平均して短期間であるため、長く1人の患者さんと関わるストレスはありません。
逆に、じっくりと患者さんに関わりたいと思っている看護師には向かないと思います。
人間関係に関しては病院毎に様々だと思いますが、私が勤務していた病院は比較的良好でした。
わたしが働いている病院では主に手術を受けられる方が多いです。
手術後は、特にリハビリを通し動けるようになったり、患者さん自信が頑張ってよかったと思える姿を見るとやりがいを感じます。
しかし、整形外科はADLが上がるまで時間がかかることもあり、介助量が大変な時は自分自身の体もしんどいです。
あとは比較的急変の少ない診療科ではあるので、いざというときちょっと戸惑ってしまうのが困ります。
私が働いてた整形外科は、転倒して骨折したおじぃちゃんおばぁちゃんばっかりがきてました。
最初は痛い痛いとADLの低下している人たちばかりですが、手術をし徐々にADLが上がってき、退院するときに「ありがとう」と言って退院していくのを見て、今まで看護してきてよかったなと思うことです。
介助することがいっぱいあって大変ですがやりがいもあります。
私が勤めていた整形外科は主に腰の腰椎椎間板狭窄症、ヘルニアと大腿部骨折、そして膝に疾患を抱える方が多く集まりました。
受傷した急性期から、手術を経て回復(リハビリ)、退院(社会復帰)までの一連の流れを看護することができ、やりがいはあります。
しかし、現実、1人の患者さんともっと時間が取りたいと思っても、急なオペ患が入ったりで時間を構築するのが難しいものでした。
慢性期から終末期の看護と違い、一日一日の患者さんの姿が大きく変わっていくため、特に熱心にリハビリをして退院される方を見ていると、この科にいて良かったと実感できます。
外来のみの個人病院の整形外科で勤務中。
看護師免許取得後22年経ちますが、初の整形外科勤務。
外来のみなので、緊急処置の必要な患者様は、基本総合病院に送ります。
おおむね痛みの緩和を希望してくる患者様が多いので、血管注射や点滴の痛み止め、ドクター注の介助がメインです。
たまに、縫合もありますが。
注射は得意分野なので、私にはぴったりです。
これが総合病院の整形外科だと別なのでしょうけど。
三次救急の整形外科病棟で働いていたため、事故で大きな怪我をして入院になる患者さんの割合が多く、最初は全然動けない患者さんがどんどん動けるようになっていく姿を見るのはとてもやりがいを感じました。
また、亡くなる方が比較的少ない科なので、病棟全体が明るい雰囲気で和気あいあいとしていました。
幅広い年齢層の患者様が来院されます。
骨折・じん帯損傷等時間の経過とともに軽快される疾患が多く、明るい雰囲気の診療科と思います。
高齢の患者様も多く、骨粗しょう症に対応した治療が増えています。
骨粗しょう症マネージャーなどの資格もありますので、勉強してみるのもいいかと思います。
外来クリニックでは、高給料は望めませんが、精神的・身体的にも楽な診療科だと思います。